数日前、イタリアに来てから初めて歯医者に行きました。
利用させていただいた歯科クリニックは、公立だと順番がまわってくるまでかなり待つのが一般的な様子なので私立のクリニック。
主人や主人のご両親もご利用されたことがあるというクリニックで、問題なく大丈夫だったお話も聞けたので不安はあまりありませんでした。

初診受け付けから治療までの流れ

クリニックでは、受付の後、靴にプラスチックのカバーを自動であてる機械を使って、靴にカバーをつけます。
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こちらはこの状況の前から行われていたそうで、治療のための椅子もこのカバーをつけた土足のままで上がりました。

私は初診だったので、受付の奥の部屋でデータを入力してもらいました。
住所、職業など入力していってもらって、保険証をコピーしてもらいます。

少し待ったあと、治療の部屋に通されて診察。
X線も、私立なのでお金がプラスでかかっていきますが、初診だしとってもらいました。
治療の部屋は、一患者一部屋区切られていました。
そういえば日本では一つの部屋に区切りはあっても数個治療の椅子があったことが多いな、なんて思いましたが、イタリアでは一患者ごとに歯医者さんは区切られていることが一般的みたいです。

X線の結果も見て、とりあえず奥歯がほとんど詰め物をしていたところが取れてなくなっているということで抜歯に了承、この日治療を行うことに。
もう一本は数日後に少し削って白の詰め物を入れました。

抜歯は、ほとんど歯が残っていなかったので了承しましたが、デメリットの説明は特になくちょっと不安は感じましたが、「もうほとんど残ってないよ 笑!」とお医者さんも気軽に言うし、奥の歯で他の歯に影響もあまりないだろうしという判断をして抜歯。
麻酔をして抜歯してもらいました。
治療はテキパキと進んで、先生も助手の方も手際よくしっかりとされている印象で良かったです。

2日後予約を取り、詰め物をしましたが、この日はお金も節約したいので麻酔はなしでお願いしました。
この日もテキパキと進めてくださって、安心して終えられました。

まだ抜歯が必要な歯が2本ある、と診断され勧められましたが、痛くないし保留しました。
奥の歯でもないし、インプラントとか高額だし、様子をみて抜歯しない方法も将来的に探れればと思います。

むかし歯をあまり大切にしていなかった時期があり(北欧留学時)日本で歯を抜かないといけないことがありましたが、その時も歯が結構かけてしまっていたのでしょうがないので抜歯していただきましたが、当時より10歳ぐらい年もとって歯に関する反省もあるし、今後はなるべく避けていきたいな、と思っているところです。

こちらのクリニックでは、治療をすすめてやはり治療費をかけてもらうような方針があるのかな?という空気も感じました。

色々と歯も生涯のつきあいなので、よくよく気を付けて治療していきたいと思っています。


治療費について

イタリアでは公立だと医療費は無料ですが、私立だと高額になってきます。
今回利用させていただいたところは、それでも比較的低価格におさえているところではあるそうですが、
抜歯は90ユーロ、詰め物は75ユーロ、Ⅹ線は55ユーロしました。。
主人が同じクリニックで1年前に詰め物治療した際は70ユーロ、ご両親が4年前に同じ治療をされた際は50ユーロだったそうなので、年々上がっていっている様子を感じます(汗)

お薬は抜歯の日に、処方箋をもらって炎症をおさえる薬と、歯磨きのあと口をゆすぐ液を購入しました。2つ合わせて15ユーロ。こちらは日本で購入するのとそんなにお値段変わらないのかな?という印象です。(私はきっと日本の保険の具合もよくわかっていないので、印象としています。)

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5月に20ユーロで歯の洗浄の予約もとったので、その時も治療が必要な状態でなくていいように今まで以上に歯を気を付けていきたいと思います。

歯医者さんで使うかもしれない、イタリア語

最後になりますが、歯医者さんに行くにあたって、主人と英語とイタリア語でどう説明したらいいか打ち合わせをしていったので、その単語などをこちらにも載せておきます。

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NIBUI ITAMI、「鈍い痛み」は、我が家では共通言語になりつつありますが(爆)
Dolore costante, ma leggero 
「連続して続く痛み、でも軽い」
と定義してみました(爆)

痛みのレベルも言えればと思って、
Dolore forte 「強い痛み」
Dolore acuto 「鋭い痛み」
等も、確認していきました。

実際お医者さんに言われたのは、
Chiudi (閉めて)
Puoi ingoire (飲み込んで)

などでした。

お医者さんも英語を話す方でしたが、主人が個室にも通訳しにきてくれたので、結局込み合ったことは主人とイタリア語で話していただきましたm( )m
今後一人で全てコミュニケーションする際も、今回のように事前に紙に書いていくなど対策していこうと思います。
診察より、受付でのやり取りのイタリア語が私はまだまださっぱり理解できていないので、助けが必要だと痛感しました m( )m

これから、イタリアで歯医者での診察が必要かもしれない方は1例としてよかったらご参考いただければ幸いです。
みなさま、良い治療を受けられますように。
読んでくださり、ありがとうございます。



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