日本に引っ越して2回目の夏がやってきつつあります。
イタリアに住んでいた頃は、私は行ったこともないベトナムの茄子×ペペロンチーノ、ひき肉の料理や、


健康に良いとされる低GI食品『スペルト小麦(Farro)』を冷まして、マヨネーズ、ツナ、トマト、キュウリ、バジル、玉ねぎなどと和えた料理や、
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ペペロー二(パプリカ)やトマト、オリーブ、カレー粉などを和えたクスクスを食べたり。。
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△こちらは夫のご実家でいただいたクスクス!(果物もスタンレーという種類のプルーンなどとても美味しかった(❁´◡`❁))

色々当時も自分にとっては食べたことのない夏の食事を食べたりしていました。

日本に帰ってきて、日本の季節の食材に30代半ばになり初めて親しみ初めている今日この頃💦
夫が大和当帰葉(やまととうきば)なる食材を買ってきました。
どうやら、日本に古代から伝わる薬草で、2012年から葉の部分が一般に発売していいことになり市場に出ているとのことです。

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△大和当帰葉についてのリーフレットももらってきてくれました

味はセロリっぽい強めのハーブの味がします。

焼いた豚肉に新生姜のスライス、大和当帰葉をちらした夫流レシピ↓
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セロリと豚肉の焼きうどんは、セロリがむくみに効くと聞いてダイエットで作ったりしていたことがあったのですが、私が作ってたそのメニューより夫のこのメニューはめちゃくちゃ美味しかったです。。。
さすが美食の国で鍛えられてきたセンスなのかなぁ。

私も薬味はねぎや生姜、大葉を使ってきたりしてきましたが、夫にこれは?とスーパーで尋ねられた茗荷を使ってみることに挑戦してみたり(笑)
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△きゅうり、茗荷、生姜を醤油やごまで味付けしたものを焼き鯖にかけた図

茗荷は甘酢づけを外食で食べたことがあるようなぐらいの親しみ度でしたが💦、生姜よりもマイルド、ジェントルな味で爽やかな風味が添えられて好みに思いました。

独身の頃は今より季節の食材に触れる余裕がなかなか自炊ではもてなかったので、今少し外国人の夫がいる手前、無理やりにでも日本的な食材に触れようとしているのは、なかなか自分にとっても面白く興味深いありがたい体験になっています。

先程ウディ・アレンの映画を観ていて、急にお金持ちになった夫婦の奥様が教養を身につけるべく頑張るエピソードが可笑しく語られていたのですが、結婚した、とか夫が外国人とか、外国人など自分と異なるバックグラウンドを持つ人たちと関わることで、改めて身につけたり勉強しなきゃいけなくなったり(今回の大和当帰葉のこととか 笑)、そういうことあるな、、となんだか身につまされました😅
今イタリアに急に帰ることになったら、料理沢山勉強したいな、、なんて想像してしまったり。
逆に、イタリアにいた頃はワインの初歩から文化のあれこれ、今思えばかなりまわりの方々から習ってきたと思います。

いろんな場所に住んだり、イタリアの移民主婦生活から日本の会社員、今はインテリアを学ぶ学生とすごくここ数年周りの環境や人々の個性も際立っていて、ふと自分の立ち位置というか自分自身を忘れそうになってしまうような感覚になることもあったりします。

社会勉強させてもらいながら社会の荒波をくぐり抜けていけたらなぁ、なんて思い、こうした体験的なことを今後のより生きやすい自分の確立に活かしたり、周りの方々や仕事の繋がりの中でも大事にしていければと思っています。

いつかまたイタリアに帰る日までに、未熟な自分のレベルを少しでも上げたい、と望んでいる今日此の頃です。

ここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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