イタリアでは、実は蕎麦を栽培していること、私は最近まで知りませんでした。イタリアでも北部のミラノのあるロンバルディア州でもスイス国境に近いヴァルテッリーナという地区では寒くて小麦が育たず蕎麦を栽培されたのだとか。

▽ヴァルテッリーナ


私はイタリアに2年滞在していたものの、トスカーナからほぼ出ることもなく。北の方には行けなかったのですが、義両親が買い物された、そのヴァルテッリーナ名物の蕎麦粉で出来たパスタ、ピッツォッケリを分けていただき食させていただく機会をいただきましたm(__)m

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I.G.PとはEUによる地域の特産品認証制度ですが、ピッツォッケリはヴァルテッリーナ地区の特産品となっています。

パッケージにPreparazioneとして作り方が載っているのですが、面白いのは、じゃがいもとCavolo Verzaとイタリア語で呼ばれるちりめんキャベツ(しわしわが入っているキャベツで、サボイア家、サボイキャベツとの名もついている歯ごたえのあり栄養価の高いキャベツ、冬に北イタリアの料理に欠かせない食材だそうです)を塩で茹でておいて、その後にピッツォッケリを入れて一緒に茹でてしまうところです‼

▼Cavolo verzaについての参考記事(イタリア語)


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お湯を切って、蕎麦粉で出来たピッツッオッケリパスタと野菜にチーズと温めたガーリックバターを絡めてできあがり。



こちらの動画では、チーズが消えないように温めすぎに気を付けたりと色々とポイントも説明してくれています。(イタリア語だけでなく、英語バージョンもある動画です)


上記リンクのレシピだと、まろやかな風味のグラナパダノチーズと生乳チーズを使っています。
蕎麦粉とFarina 0はピザやパンなどに使うような小麦粉になり、そちらを1対4の割合で混ぜてピッツッオッケリのパスタを作っています。

ちなみに、いただいたパッケージのピッツォケリは、結構しっかりと弾力がある面白い感触でした。
アルデンテでいただいたこともあるかもしれませんが、小麦も入っているし日本のお蕎麦の感覚とはなんだか違って興味深かったです。

ちりめんキャベツだったり、チーズだったりは代用しないといけないかもしれませんが、十分日本のスーパーでも手に入るようなもので再現できそうな気もします。
イタリアの食材ならではの良さを引き立つお食事だとは思いますが、日本でできるように変えてでも作ってみたいな~なんて思いました。

イタリアでもネット通販や日本食材のお店などでお蕎麦は手に入れられると思いますが、イタリアのお蕎麦に興味をひかれたので、文章に残してみました。

また、日本で作ってみたら載せてみますね。
ではではBuona giornata!(良い一日を‼)

追記)日本の菜の花が少しCavoro verzaのような葉をしている!?のに気づきましたm(_ _)m 日本の菜の花、夫によるとイタリアの菜の花に似たCime di rapaとは違うようです。
葉脈?がこんなふうにしわしわとCime di rapaは入っていないのだとか。
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★よかったらこちらも!トスカーナ名物の小麦粉で作る太麺『ピチ』の作り方レッスンをお義母さんから受けさせてただいた際の記録ブログです。発酵もいらないし意外と気軽に粉から作れます。


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